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友情の絆・きょうだいの絆

関西創価小学校 教頭の山本です。
本学園は、「創造性豊かな世界市民の育成」をミッションとし、平和に貢献する世界市民としての心と力を育むことを目指しています。
子どもたちの成長を樹木に例えるならば、大樹へと育ちゆくために不可欠な「根っこ」を伸ばすのが小学校の教育です。
このコラムでは子どもたちが心の大地を耕し、根っこを伸ばす様子を綴っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

春の訪れを知らせるように、グラウンドの白梅が開花しました。この白梅は、東京創価小学校8期生が修学旅行で本校を訪問した際に植樹したものです。(昭和62年5月28日)
冷たい空気の中、青空に映える白梅を見つめながら、東京小の友に思いを馳せました。

さて、関西創価小学校は、「ユネスコスクール・キャンディデート校」として、「関西創価小プロジェクト『つなぐ』」とのテーマを掲げ、「環境」「人」「平和」を「思いやりの心」で繋ぐ取り組みを進めています。

この2月、2年生が1年生を招待し、手作りのおもちゃで一緒に遊んであげる「おもちゃ大会」を開催します。2年生にとって1年生はかわいい弟・妹のような存在です。1年生に喜んでもらえるように、友と知恵を出し合いながら一生懸命に準備を進めています。
また、同2月に、1年生は札幌創価幼稚園の年長さんとオンラインで交流授業を行う予定です。1年前の自分たちの気持ちを思い出しながら、遠く離れた札幌創価幼稚園の弟・妹たちに「小学校は楽しいことがいっぱいだよ」「大丈夫だよ」と希望を届けようとしています。
どちらも、そのエネルギーとなっているのは、「先輩にしてもらったことを後輩にもしてあげたい」「次は自分たちがお兄さん・お姉さんとして」との思いです。

東京創価小学校、札幌創価幼稚園と、距離は離れていても繋がることができる友情の絆。そして、先輩から後輩に受け継がれるきょうだいの絆ーー。
まだまだ寒い日は続きますが、「希望の春」を目指して、絆を結び育ちゆく子どもたちを教職員・保護者の皆様と心を合わせて応援してまいりたいと思います。

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