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事務室ブログ#3_「When in Rome,do as the Romans do.」は地球規模に

関西創価小学校事務室の三津木です。
「When in Rome,do as the Romans do.」これは私が高校受験で覚えた英語のことわざの一つです。直訳すると「ローマではローマ人のようにしなさい」という意味で、日本のことわざの「郷に入れば郷に従え」にあたります。

「郷に入れば郷に従え」とは、郷里や地方に行った時に、その地方の習わしに従うようにという意味ですが、「ローマではローマ人のようにしなさい」という英語のことわざに、英語圏の人たちが異国の地・ローマ(イタリア)に行った時の習わしとして言い伝えているという大陸の世界観に、中学生ながら戸惑ったのを覚えています。

先日、友人とともに兵庫県の六甲山にトレイルランに行くと、たくさんの外国人が観光に訪れていました。山の中を歩いてすれ違う際に、「こんにちは!」と声をかけるのは日本文化。それと同じように、走って人を追い越す際には「すいません」と一声をかけます。そして、外国人観光客を追い越す際にも、日本文化的に「Excuse me !」と英語で言います。そうすると「No problem !」と返ってきて、とても爽やかな気持ちになりました。

コロナ禍が明けて、海外からの観光客も増え、私の中学生時代とは比べものにならないくらい日本もグローバル化が進みました。「郷に入れば郷に従え」のことわざは、地球規模で持続可能な観光を心がけるという意味では、いまや「When in Rome,do as the Romans do.」の方が現代的にはしっくりくるのかもしれません。

インバウンド観光が盛んになり、訪日される外国人旅行客が年々増加しております。現在、オーバーツーリズムが社会問題となっているようですが、私の行く先では「日本では日本人のようにしなさい」という日本式マナーが浸透しつつあるように思います。訪れる側も、受け入れる側も、互いの文化を尊重しあい、他者との調和を図ることもグローバルリーダーとして大切なことだと思います。
本学園の育成ポリシーである、一人も残らず、平和主義、文化主義、人間主義のグローバルリーダーを育成するために、事務職員という立場ではありますけれども、教職協働で全力サポートしてまいります。

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