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事務室ブログ#11_「何やってんの?」「何それ?」-視覚情報が豊富な関西創価小の魅力-

関西創価小学校事務室の三津木です。

先日、朝の登校時に児童からこのようなことを言われました。「三津木さん!あそこの窓の上に蜂の巣ができているから取ってください!」と。
私は、「よく見つけてくれたね!ありがとう!」と言い、事務室にある一番大きな脚立を壁に立てかけ、窓枠の上部にできかかっていた蜂の巣を除去しました。その作業の間、多くの登校中の児童が通る度に「何やってんの?」と声を掛けてきます。その度に「蜂の巣をとってるんだよ。この子が見つけてくれたんだよ」と説明をします。

その蜂の巣は、まだ女王蜂しかいない、ほんの数センチの巣でした。児童の視力は非常に良く、また視界が広く、視覚情報に非常に敏感だと感じました。大人の感覚では到底見つけられない、気づかない場所でした。児童は、何気ない情報や景色の変化にも非常に敏感に察知し、どんどん情報を吸収しているのだと思いました。

また、ある日、段ボール箱を小脇に抱えて廊下を歩いていると、「三津木さん!何それ?今度は何を作ってくれるの?」と言われました。いつも何かを作っているおじさんに見えるのでしょうか(笑)。ただの段ボール箱なのに、彼らから見える映像は、大人が持っているただの段ボール箱ではなく、何かの宝箱に見えるのでしょう。

このような「何やってんの?」「何それ?」など、次から次へと速射砲のように浴びせてきます。これに答えるのに結構なエネルギーを使うことから、私はこれを勝手に「何何攻撃」と呼んでいます。この「何何攻撃」は、児童の好奇心の発露であり、視覚情報を脳内で整理して、分からないことは大人に聞いて言語化し、自身で吸収しているのだと最近わかってきました。(教員なら当たり前のことかもしれませんが…)

今まで、この「何何攻撃」に答えるのが面倒に感じることもありましたが、最近になって、児童の興味が思考力アップに繋がっていることを理解してからは、極力、丁寧に答えることを心がけるようにしています。

関西創価小学校では、公立小学校では見ることのできない多くの情報があります。施設・設備、遊具、教材、農具、メンテナンス器具、植栽、生物などなど。これだけ多くの情報を学校生活をしながら認知し、自然と吸収することができます。それが思考力アップに繋がっているのです。それは、本校卒業生からビブリオバトル全国大会の中学生全国優勝者や高校生全国優勝者を輩出したことでも証明されていると感じています。

入学選考の締め切り期間が近づいてまいりました。どうかお近くに小学生入学年度のお子様がいらっしゃいましたら、「関西創価小学校は自然と思考力がアップできる学校ですよ」とお勧めいただけると幸いです。


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