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校長ブログ#7_Look around,Think before

こんにちは。
関西創価小学校 校長の本房達哉です。

2024年11月。大阪高校駅伝が試合途中に大雨で中止。膝まで冠水してしまうほどの悪コンディションの中、関西創価はトップの成績でこの日の競技を終了。4区から後日再開されたレースでもその差を見事キープし、2度目の都大路・全国大会出場を果たしました。本当におめでとうございます。
全国大会は2024年12月22日(日)に行われます。先輩たちの活躍を小学校の教職員、児童全員で応援してまいります。

仏典に「よいことは不思議、悪いことは当たり前」という、悪いことを想定して、日々、心の中で準備して、覚悟して日々の生活を賢明に生きていこう。という趣旨の言葉があります。スポーツの世界でも最悪を想定して準備し、試合になったら覚悟をもって臨まなければならないことがたくさんあります。

学校の中で子供たちと話をしたり、遊んだりしているとき、私はいろいろな予測を立てて対応しています。自分の経験、人生の中で体験してきたスポーツの練習の様子、試合の様子をもとに頭の中でイメージして一緒に動き、子供たちの問いに返事をして、子供たちにとって楽しい一日一日となるよう心がけています。

サッカーの戦術用語には「Look around,Think before」前もって周りを見よう。そして考えておこう。という言葉があります。子供たちがたくさん学び、いろいろな経験を積んで、そのイメージを大切にしながら、学校の教室の授業の時間や、グラウンドで遊んでいるときに、「前もって考えて、よく考えて行動する」その言葉がパッと周りの子供たちと明るく楽しい一言になってくれたらな、そして、その行動が麗しい友情を感じさせる美しい所作になってくれたらなといつもいつも念願しています。

しかしながら、なかなかすぐにそういう言動ばかりにはならないのが現実です。パッとそういう言葉が出てこないことや行動それ自体があまりうまくいかないことがあるかもしれません。でも学校はそういう「失敗」や「エラー」ができるところです。「エラー」なく体得できることはありません。

そもそも足でボールを扱う競技であるサッカーには「エラー」に当たる言葉がありません。失敗を恐れず、敢えていうと失敗しながら子供たちは学んでいきます。そして、各クラスで担任の先生から「今日も人のいやがる言葉を言わないように一日元気にお友達と遊ぼうね!」こうやって声をかけられた子供たちが、今日も元気に校庭で遊んでいます。今日もたくさん学んでほしいです。

関西創価小学校は「明日も来たくなる学校」を目指して、今日も一日頑張ってまいります。

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