このコラムでは、未就学児や小学生のお子様をもつお父様・お母様に広く読んでいただき、子育ての参考にしていただければとの願いを込めて、綴っていきたいと思います。
日々の学びや学校行事、様々なことをご報告させていただきます。
関西創価小学校
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 最近、赤ちゃんを抱かせてもらう機会がありました。 にっこりと笑う赤ちゃんは、「いつまでも見ていたい!」と思ってしまいます。泣き顔だって、とても愛らしく可愛くてたまりません。小さな赤ちゃんも一生懸命に生きているのだと感じました。 今回は「泣く」というテーマについて掘り下げてみたいと思います。 ◆三つの泣きパターン NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事の菅原裕子さんが「泣く」ことについて、興味深い話をされていま
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 関西創価小学校には、創立者池田先生が示された「モットー」があります。 今回は、この中の「思いやりのある子」について考えてみたいと思います。 ◆「思いやり」とは何か? 「思いやり」とは何でしょうか。 創立者は、「思いやりとは『思いを遣る』ことです。つまり思いを他の人まで差し向けることです。慈愛を馳せることです。思いを遠くに遣った分だけ、私たちの心は広がります」(『池田大作名言100選』)と、述べられています。 ま
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 秋も深まり、紅葉が目に眩しい季節になってきました。 夢や目標をもつということ、そして、それに向かって、努力し、歩み続けるということは、大変素晴らしいことです。 今回は、そうした「目標」についてのお話をしましょう。 ◆目標には2種類ある 目標には、2種類の目標があることをご存じですか。 「結果目標」と「行動目標」です。 「行動目標」は、「努力目標」とも言われます。 突然ですが、ここでクイズをやってみましょう。 下の表
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 「秋空や 子らに追われし 赤とんぼ」 本校には「東中振記念自然観察園」という観察園があります。その中の農園では初夏に「きょうだい活動」で植えたさつまいもが育ち、5年生が手掛けた黄金色に輝く稲も大きく実っています。 抜けるような青空を背景に、赤トンボが飛びかう風景は一幅の絵のようです。 秋はこうした情緒漂う“実りの季節”であると同時に、秋台風に代表されるような“自然災害の時季”でもあります。 「晴れの日もあれば、雨の日もある
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 2024年11月。大阪高校駅伝が試合途中に大雨で中止。膝まで冠水してしまうほどの悪コンディションの中、関西創価はトップの成績でこの日の競技を終了。4区から後日再開されたレースでもその差を見事キープし、2度目の都大路・全国大会出場を果たしました。本当におめでとうございます。 全国大会は2024年12月22日(日)に行われます。先輩たちの活躍を小学校の教職員、児童全員で応援してまいります。 仏典に「よいことは不思議、悪いこと
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 今、サッカーナショナルチームによるヨーロッパ選手権(UEFA EURO 2024)が行われています。7月15日の決勝戦に向けて、連日熱戦が繰り広げられています。 ヨーロッパの1番を決める大会なので日本代表は出場しませんが、日本代表がもし出場したとしたら、ワールドカップでグループリーグを突破したことのある日本でも、グループリーグの突破も難しいのではないかと思うぐらい、試合のレベルが高いです。さすが、サッカーの本場ヨーロッパで
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 私は中学からサッカーを始めました。スポーツに怪我はつきものですので、中高、大学での選手生活では人並みに怪我をしてきました。大学卒業後、教員になってからも神奈川、大阪の教員チームでプレーを続け、関東リーグ、関西リーグ等の試合にも出場していました。国体のメンバーにも選ばれて、授業と授業の合間に自分自身のトレーニングをしていた時期もありました。 30代からは教員チームも引退。体育の授業で高校生と行うサッカーのみが私のサッカー(
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 足を使うサッカーは、手を使う競技よりもボールを思うようにコントロールすることが難しいと言われています。その困難な状況でも、プロのサッカー選手は大きなフィールドの中でパスやドリブルなどの技術を活かし、多彩にクリエイティブな試合を繰り広げていきます。 どんなスポーツでも基本は大切です。 「守破離」という言葉をご存知でしょうか。これは武道やスポーツにおける上達の段階を示したものです。 「守」は、師匠や流派の教え、型や技を忠実に