関西創価小学校
日々の学びや学校行事、様々なことをご報告させていただきます。
このコラムでは、未就学児や小学生のお子様をもつお父様・お母様に広く読んでいただき、子育ての参考にしていただければとの願いを込めて、綴っていきたいと思います。
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 2024年11月。大阪高校駅伝が試合途中に大雨で中止。膝まで冠水してしまうほどの悪コンディションの中、関西創価はトップの成績でこの日の競技を終了。4区から後日再開されたレースでもその差を見事キープし、2度目の都大路・全国大会出場を果たしました。本当におめでとうございます。 全国大会は2024年12月22日(日)に行われます。先輩たちの活躍を小学校の教職員、児童全員で応援してまいります。 仏典に「よいことは不思議、悪いこと
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 今、サッカーナショナルチームによるヨーロッパ選手権(UEFA EURO 2024)が行われています。7月15日の決勝戦に向けて、連日熱戦が繰り広げられています。 ヨーロッパの1番を決める大会なので日本代表は出場しませんが、日本代表がもし出場したとしたら、ワールドカップでグループリーグを突破したことのある日本でも、グループリーグの突破も難しいのではないかと思うぐらい、試合のレベルが高いです。さすが、サッカーの本場ヨーロッパで
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 私は中学からサッカーを始めました。スポーツに怪我はつきものですので、中高、大学での選手生活では人並みに怪我をしてきました。大学卒業後、教員になってからも神奈川、大阪の教員チームでプレーを続け、関東リーグ、関西リーグ等の試合にも出場していました。国体のメンバーにも選ばれて、授業と授業の合間に自分自身のトレーニングをしていた時期もありました。 30代からは教員チームも引退。体育の授業で高校生と行うサッカーのみが私のサッカー(
こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 足を使うサッカーは、手を使う競技よりもボールを思うようにコントロールすることが難しいと言われています。その困難な状況でも、プロのサッカー選手は大きなフィールドの中でパスやドリブルなどの技術を活かし、多彩にクリエイティブな試合を繰り広げていきます。 どんなスポーツでも基本は大切です。 「守破離」という言葉をご存知でしょうか。これは武道やスポーツにおける上達の段階を示したものです。 「守」は、師匠や流派の教え、型や技を忠実に
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 「秋空や 子らに追われし 赤とんぼ」 本校には「東中振記念自然観察園」という観察園があります。その中の農園では初夏に「きょうだい活動」で植えたさつまいもが育ち、5年生が手掛けた黄金色に輝く稲も大きく実っています。 抜けるような青空を背景に、赤トンボが飛びかう風景は一幅の絵のようです。 秋はこうした情緒漂う“実りの季節”であると同時に、秋台風に代表されるような“自然災害の時季”でもあります。 「晴れの日もあれば、雨の日もある
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 オリンピックやパラリンピックでの選手たちの活躍は、私たちに夢と感動を与えてくれます。しかし、現代のように車や飛行機などの移動手段が発達した時代に、100分の1秒を縮めたり、1センチの記録を更新したりすることに対して、「なぜ人はそこまで挑むのだろう」と疑問に思うこともあります。 この答えは、おそらくスポーツが持つ特性――すなわち「人間の可能性を追求する」ことに関係しているのかもしれません。その挑戦に私たちは共感し、深い感動を
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 青い空に広がる真っ白な入道雲、木々の間に響く蝉の声。 夏はやっぱり子どもたちの季節ですね。 ◆しつけとは何か? さて、親御さんとの懇談の中で、よく質問されるのが、子どもの「しつけ」です。 「しつけって必要ですか?」 「古くありませんか?」 「どうやってしつけをしていけばいいですか?」 など、内容はさまざまです。 そこで、今回は「しつけ」について考えてみたいと思います。 昔から日本で「しつけ」は「躾」と書いてきまし
こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 初夏の陽光に照らされ、若葉がまばゆく輝きを増す季節となりました。 本校のなかよし農園にある水田では、5年生が心待ちにしていた「田植え」が行われました。その水田の横では、虫かごを手にした低学年の子どもたちが、笑顔で駆け回り、生き生きとした表情で昆虫探しに夢中になっています。まさに初夏は、生命力みなぎる躍動の季節です。 ◆「アリ」は「キリギリス」と一緒に冬越し? さて、みなさんは「アリとキリギリス」という『イソップ物語』を