関西創価小学校

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  • 校長ブログ

    日々の学びや学校行事、様々なことをご報告させていただきます。

  • 教育コラム「すくすくたけのこ」

    このコラムでは、未就学児や小学生のお子様をもつお父様・お母様に広く読んでいただき、子育ての参考にしていただければとの願いを込めて、綴っていきたいと思います。

最近の記事

校長ブログ#7_Look around,Think before

こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 2024年11月。大阪高校駅伝が試合途中に大雨で中止。膝まで冠水してしまうほどの悪コンディションの中、関西創価はトップの成績でこの日の競技を終了。4区から後日再開されたレースでもその差を見事キープし、2度目の都大路・全国大会出場を果たしました。本当におめでとうございます。 全国大会は2024年12月22日(日)に行われます。先輩たちの活躍を小学校の教職員、児童全員で応援してまいります。 仏典に「よいことは不思議、悪いこと

    • 教育コラム#10_“気持ちを伝える”心のスキンシップ

      こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 「秋空や 子らに追われし 赤とんぼ」 本校には「東中振記念自然観察園」という観察園があります。その中の農園では初夏に「きょうだい活動」で植えたさつまいもが育ち、5年生が手掛けた黄金色に輝く稲も大きく実っています。 抜けるような青空を背景に、赤トンボが飛びかう風景は一幅の絵のようです。 秋はこうした情緒漂う“実りの季節”であると同時に、秋台風に代表されるような“自然災害の時季”でもあります。 「晴れの日もあれば、雨の日もある

      • 事務室ブログ#12_グリーンモンスターとの格闘

        事務室の三津木です。 皆さん、別名「グリーンモンスター」と言われている植物をご存じでしょうか? それはクズ(葛)です。 クズは、グリーンモンスターという別名の通り、ツル(蔓)の巻き付く力はもの凄く、フェンスに入れば金網に食い込み、樹木に絡めば枝を締め付けてしまうので樹木を弱らせてしまいます。地表のツルを刈っても、いつの間にか再び生えてきて、再びフェンスや樹木を覆い尽くしてしまいます。クズは繁茂力が旺盛で、根を枯らさないと生き続けてしまうのです。 実は、先日、本校のグラウン

        • 教育コラム#9_あいうえおの魔法、未来をひらく

          こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 オリンピックやパラリンピックでの選手たちの活躍は、私たちに夢と感動を与えてくれます。しかし、現代のように車や飛行機などの移動手段が発達した時代に、100分の1秒を縮めたり、1センチの記録を更新したりすることに対して、「なぜ人はそこまで挑むのだろう」と疑問に思うこともあります。 この答えは、おそらくスポーツが持つ特性――すなわち「人間の可能性を追求する」ことに関係しているのかもしれません。その挑戦に私たちは共感し、深い感動を

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        • 校長ブログ
          7本
        • 教育コラム「すくすくたけのこ」
          10本

        記事

          事務室ブログ#11_「何やってんの?」「何それ?」-視覚情報が豊富な関西創価小の魅力-

          関西創価小学校事務室の三津木です。 先日、朝の登校時に児童からこのようなことを言われました。「三津木さん!あそこの窓の上に蜂の巣ができているから取ってください!」と。 私は、「よく見つけてくれたね!ありがとう!」と言い、事務室にある一番大きな脚立を壁に立てかけ、窓枠の上部にできかかっていた蜂の巣を除去しました。その作業の間、多くの登校中の児童が通る度に「何やってんの?」と声を掛けてきます。その度に「蜂の巣をとってるんだよ。この子が見つけてくれたんだよ」と説明をします。 そ

          事務室ブログ#11_「何やってんの?」「何それ?」-視覚情報が豊富な関西創価小の魅力-

          教育コラム#8_“心をつなぐ”ふれあいを!

          こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 青い空に広がる真っ白な入道雲、木々の間に響く蝉の声。 夏はやっぱり子どもたちの季節ですね。 ◆しつけとは何か? さて、親御さんとの懇談の中で、よく質問されるのが、子どもの「しつけ」です。 「しつけって必要ですか?」 「古くありませんか?」 「どうやってしつけをしていけばいいですか?」 など、内容はさまざまです。 そこで、今回は「しつけ」について考えてみたいと思います。   昔から日本で「しつけ」は「躾」と書いてきまし

          教育コラム#8_“心をつなぐ”ふれあいを!

          校長ブログ#6_当たり前のことを当たり前に

          こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 今、サッカーナショナルチームによるヨーロッパ選手権(UEFA EURO 2024)が行われています。7月15日の決勝戦に向けて、連日熱戦が繰り広げられています。 ヨーロッパの1番を決める大会なので日本代表は出場しませんが、日本代表がもし出場したとしたら、ワールドカップでグループリーグを突破したことのある日本でも、グループリーグの突破も難しいのではないかと思うぐらい、試合のレベルが高いです。さすが、サッカーの本場ヨーロッパで

          校長ブログ#6_当たり前のことを当たり前に

          事務室ブログ#10_関西創価小学校のプロフェッショナルたちー仕事の流儀

          関西創価小学校事務室の三津木です。 私は、NHKのテレビ番組「プロフェッショナル-仕事の流儀」がとても好きで良く見ていました。仕事の流儀には、その人の生き方が表れるというのがこの番組のコンセプトです。同番組に出演したプロフェッショナルたちは、自身の仕事の分野における深い知識と高い技術に誇りを持ち、最新の技術や智恵を取り入れ、日々刻々と変化する環境に適応できるようにしています。また、顧客やクライアントを満足させるために惜しみなく努力を続けます。 これらの特性を持つプロフェッ

          事務室ブログ#10_関西創価小学校のプロフェッショナルたちー仕事の流儀

          事務室ブログ#9_阪神電車全駅制覇!兵庫の皆さんに感謝!

          関西創価小学校事務室の三津木です。 第2回目の事務室ブログで京阪電車全駅制覇の件を紹介させていただきましたが、今度は阪神本線に挑戦しました。「阪神」の名の通り、大阪梅田駅から神戸三宮駅までの32駅の通学圏内に、自分の「一念」を置いて児童が安全に通えるよう無事故を祈念してくることができました。 阪神本線を走破するにあたっては、事前にGoogleマップを使って走るコースを確認。合計約35kmあることがわかりました。最近ロング走をサボり気味ではあるものの、フルマラソンを経験して

          事務室ブログ#9_阪神電車全駅制覇!兵庫の皆さんに感謝!

          事務室ブログ#8_もう走るのをやめたほうがいいよ!小学1年生からの忠告

          関西創価小学校事務室の三津木です。 先日、グラウンドの安全確認を兼ねて行っている、毎朝恒例のランニングを終え一息ついていると、登校してきた1年生の女子児童から声をかけられました。「なんでそんなに毎日走ってるの?」という純粋な質問に、私は「マラソンを早く走るために走ってるんだよ」と答えました。 彼女はさらに続けて「マラソンはいつあるの?」と尋ねてきました。「冬にあるんだよ」と答えると、「冬のために今から練習しないといけないの?」と不思議そうに聞いてきました。「そうだよ。大会

          事務室ブログ#8_もう走るのをやめたほうがいいよ!小学1年生からの忠告

          校長ブログ#5_継続は力なり

          こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 私は中学からサッカーを始めました。スポーツに怪我はつきものですので、中高、大学での選手生活では人並みに怪我をしてきました。大学卒業後、教員になってからも神奈川、大阪の教員チームでプレーを続け、関東リーグ、関西リーグ等の試合にも出場していました。国体のメンバーにも選ばれて、授業と授業の合間に自分自身のトレーニングをしていた時期もありました。 30代からは教員チームも引退。体育の授業で高校生と行うサッカーのみが私のサッカー(

          校長ブログ#5_継続は力なり

          教育コラム#7_“心を耕す” わくわく子育て

          こんにちは。 関西創価小学校 参事の三島千晃です。 初夏の陽光に照らされ、若葉がまばゆく輝きを増す季節となりました。 本校のなかよし農園にある水田では、5年生が心待ちにしていた「田植え」が行われました。その水田の横では、虫かごを手にした低学年の子どもたちが、笑顔で駆け回り、生き生きとした表情で昆虫探しに夢中になっています。まさに初夏は、生命力みなぎる躍動の季節です。 ◆「アリ」は「キリギリス」と一緒に冬越し? さて、みなさんは「アリとキリギリス」という『イソップ物語』を

          教育コラム#7_“心を耕す” わくわく子育て

          事務室ブログ#7_おにご?学校内の省略語事情

          関西創価小学校事務室の三津木です。 学校内を巡回していると、グラウンドで遊んでいる児童たちから「おにごやろうー!」という声が聞こえてきました。「ん?『おにご』って何だ?」と不思議に思い、様子を見ていると、それが「おにごっこ」のことだと分かりました。現代の子どもたちは、たった1文字の「こ」さえも省略してしまうのかと驚きました。「おにごっこ」を「おにご」にする意味がどこにあるのかと疑問に思っているのは私だけでしょうか。昔、私たちが子供の頃にやっていた「泥棒と警察の鬼ごっこ」を略

          事務室ブログ#7_おにご?学校内の省略語事情

          校長ブログ#4_クリエイティブな子どもたちを!

          こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 足を使うサッカーは、手を使う競技よりもボールを思うようにコントロールすることが難しいと言われています。その困難な状況でも、プロのサッカー選手は大きなフィールドの中でパスやドリブルなどの技術を活かし、多彩にクリエイティブな試合を繰り広げていきます。 どんなスポーツでも基本は大切です。 「守破離」という言葉をご存知でしょうか。これは武道やスポーツにおける上達の段階を示したものです。 「守」は、師匠や流派の教え、型や技を忠実に

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          事務室ブログ#6_毎朝グラウンドを走っているおじさん

          関西創価小学校事務室の三津木です。 先日、1年生の担任の先生から「朝の学級の時間に10秒程度顔を出してもらえませんか?」とお願いされました。理由を聞いてみると、どうやら雨上がりのグラウンド整備していた私のことを担任の先生が児童に紹介してくれたそうで、「校内で見かけたらお礼を伝えようね」と話していたものの、「三津木さんがどの人かわからない!」という声が多数上がったため、実際にクラスに来て顔を見せてほしいということでした。 1年生の担任の先生は、児童たちがわからないことを前提に

          事務室ブログ#6_毎朝グラウンドを走っているおじさん

          校長ブログ#3_ショートショートロング

          こんにちは。 関西創価小学校 校長の本房達哉です。 タイトルの「ショートショートロング」、なんのこと?とみなさん思ったかもしれません。これはサッカーの用語で、短いパスを2回つなげた後、逆サイドに長いパスをすることをいいます。相手ゴールを目指してボールを運んでいく際、狭いスペースから広いスペースに展開することができるため、より効果的に攻撃することができるようになります。また、ピッチ全体を見渡す広い戦術眼が要求される高い目標です。 関西創価小学校のグラウンドでサッカーしている

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